妊娠検査薬に失敗してしまったけど、毎月遅れることなく来てた生理がこないってことは妊娠しとるやろうと、病院に行って妊娠が確定。しかも二卵性の双子ちゃんの妊娠でした!
そこで2回目の検診で少し余裕があったので、妊娠検査薬の上手な検査方法について先生に教えてもらいました。
とは言っても検査薬にもいろいろな種類があるので全てに当てはまる訳ではありませんが、現在ドラッグストアで良く売られている物のケースで教えてもらいました。
妊娠検査薬とは
そもそも妊娠検査薬ってどんな物で、どういった原理なんでしょうか。
受精卵が子宮に着床すると、そのまま着床状態を維持するために子宮内膜という膜が張られて受精卵が体外に出ないように体が働きます。
そこで黄体ホルモンの分泌を継続させるhCGという成分が胎盤から分泌され、その成分は尿にも含まれるので、それが検査薬に反応して陽性か陰性か判断できるものです。
ちなみにそのhCGは受精卵が着床して初めて分泌されるので、胎児が子宮にいる状況でないと陽性反応は出ません。
妊娠検査薬の正しい使い方
①妊娠検査薬に適した適正使用時期に使う
→検査薬の感度によって異なりますが、一般的なものは生理予定日の1週間以降が良いです。中には『早期妊娠検査薬』というものもあって、生理予定日から使えるものもあります。
ですが、はやる気持ちもあって早く検査をすると妊娠していても陰性反応が出ることもあるので、気持ちを落ち着かせて「生理予定日の1週間以降」に検査する方が良いと思います。
②尿を採尿部にかける。または紙コップなどに採尿したものに検査薬を浸す
→個人的には採尿したものを浸すことをおススメします。手にかかることを躊躇して採尿部にうまく当てられない可能性もあるので。
③水平にして終了サインが出るまで待機する
→終了サインが出ないからと振ったりするのは絶対ダメです!
④判定窓を確認する
この通りやったはずなのにどうもうまくいきませんでした。手順はあっていてもその中でもしてはいけないことがあるそうです。
妊娠検査薬の失敗につながるかもしれない行動
①便器内に妊娠検査薬を落としてしまった
→尿以外の水分が採尿部に浸されてしまうと陰性反応が出てしまう可能性があります。
②終了窓にサインが出ない
→採尿部に浸す尿が足りなかった。もしくは妊娠検査薬に問題があった可能性があります。ですが、その妊娠検査薬を再利用して、浸す尿を追加しても正しい検査結果がでない可能性があるので、新しい妊娠検査薬を使う必要があります。
③終了サインが出るまで待機している時に妊娠検査薬を斜めにしてしまった
→終了窓にサインが出ていれば成功ですが、逆さにしたり振ったりした場合は尿の浸透がうまくいかずに検査できていない可能性があります。
また、終了サインがしっかりと出ているのに判定窓の線が見本通りに出ない場合もあります。
その場合は採尿部に浸す尿が少なかったか、検査時期が早かったかのどちらかです。
終了サインがしっかりと出ている場合、検査自体は成功しているので、少し日を空けて再検査すると判定窓に結果が出てくれることと思います。
その際は、その妊娠検査薬は再利用せずに新しい物を使ってくださいね。
妊娠検査薬使用の前日の飲み物
尿で判断するので、やっぱりコーヒーのようなカフェインが多く含まれた飲み物やアルコールは気になりますよね。
結論から言うと極論ですが、コーヒーとお酒を飲んだ直後でも検査結果に影響はありません。
ですが、飲み物を大量摂取してトイレが近い状態は尿が薄くなってしまって、検査に必要なhCGも少なくなってしまうので、通常時に検査をするほうが良いと思います。
先生の話を聞き終わって、うちの場合は採尿部に浸す尿が少なくて、採尿部に尿を当て損なったと言うことがわかりました。
準備ができれば、ですが、紙コップなどに採尿して、しっかりと採尿部に浸して終了サインが出るまで何もせずに待機すると成功に繋がったのかなと思います。
ですが、先生の意見ですが少しでも妊娠の可能性があるようなら、早く受診して欲しいそうです。
あまり知られていませんが、5人に1人の確率で流産している現状があり、その多くは妊娠初期での流産です。
そうならないためにも流産予防の薬を服薬したりと、しっかり先生に管理してもらった方が良いからです。